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みおんちゃんアッシュに登場✨&iPad設置のお知らせ( ̄▽ ̄)

みなさん、こんにちは。

旭川に戻ってきました✨
東京の春はもう暑い感じが出てて、
雪が残ってても旭川の春の陽射しと空気がとても恋しかった\(◎o◎)/!
やはり北海道の風が私は大好きだ✨
ただ、壮絶だった全日本ジュニアでの3日間の遠征は特別で、
今週末までは日常と非日常の間にいさせてもらいたいなぁ、とかダメかな( ̄▽ ̄)
というわけで今日はちょっとしたお知らせとお知らせとさせていただきたいと思います♪

まず4月1日(日)に横浜から林みおんちゃんというU19のトップ選手がアッシュに遊びに来てくれます✨✨✨あと札幌のシンペーもおまけでついてきます\(◎o◎)/!
みおんちゃんは5年前だか6年前に札幌時代の私が初めてシンペーとイッサを全日本ジュニアに連れていったときに仲良くなった( ̄▽ ̄)
確か当時の私がみおんちゃんとお母さんと先に仲良くなったところからいろいろ始まったのだ。まだシンペーもイッサもジュニア友達がいないことから手当たりしだいに人のよさそうな子どもに話しかけて、なんとか楽しい関係づくりを工面していたらいつの間にかシンペーとみおんちゃんは時間の限りべったりし続けて場内は当人たちの知らないところで騒然としていたというエピソードは多くの邂逅の中でもずっと忘れられない瞬間と立ち会っていたのだということを先日の卒業式を前に思い出していました(>_<) 
※イッサはなんだかわからないけど追いてかれないように懸命に2人の邪魔してた( ̄▽ ̄)
※詳しくはフェイスブック動画にて( ̄▽ ̄)
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こんなかわいくてスカッシュの強い子がアッシュに来てくれるなんてとってもレア✨
※シンペーもかわゆさとさわやかさの混じった清々しい好青年♪マジで立派( ̄▽ ̄)
 あ、そだシンペー北大合格おめでとう✨
できることでおもてなししましょう♪

あとiPadゲットしました( ̄▽ ̄)
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今日からアッシュ館内に置いて置くことにしました✨
写真フォルダの中に全日本ジュニア等の動画をまとめて入れておいたので時間のある時誰でも閲覧できるようにしました♪
またアッシュのブログやフェイスブック、スカッシュ協会の情報等をみなさんで共有していただければと思います✨✨✨
画面の大きな液晶で見る動画やネットコンテンツの見やすさは確かに良い\(◎o◎)/!
あ、そういや3月24日(土)に私札幌で試合してたんですね、なんかもう・・・遠い昔に思えるくらいに今年度の全日本ジュニアも感慨深いものでした(T_T)
きっと来年もその再来年も特別なんだと思うともうある程度の未来は約束されていることを想わずにはいられない。だからこそ一寸先が闇である未来に思いを馳せる今この瞬間の価値に気づくことができる✨

4月2日(月)からは全日本ジュニアツアーをシリーズで、
それからたまっているミーティングレポートも連載形式で
あとみおんちゃん来るからそれも連載作れるし、
それに学生の新入生勧誘活動等の報告もいろいろしていると、
もうあっという間にゴールデンウィークのイベント告知が始まって、
これまた毎日のブログに困らないシーズンとなりそうなので、
今シーズンもみなさんよろしくお願いいたします。
※連載小説の規模と量は膨大なのでまた来年の冬と遠征時に後悔します\(◎o◎)/!

それではまた来週〆

イスタンブールにて 中編10

10


何もかもが真新しいことばかりだったから、何もかもが特別だと思えていたから、五感で歩んできたすべてについてをただただ凄いと思ってこれた。
それだけでいいと思えていた。
良くも悪くも訪れる街のすべてに凄いと震えてきた。
イスタンブールも例外ではない。
ディズニーワールドのように夢や魔法がそこにあるわけではないのだけど、自分の知らない異文化世界の生活がどこまでも広がる現実の社会には偽りがなかった。
何もかもが本物である。
それを自分の目で確かめられていることができてよかった。
異邦人であるオレはその本物の歴史都市に佇んでいるに過ぎないのだけど、そこまで移動してきて通過しようとしていること自体がオレには大事なことで、この先のどこかの誰かに繋がるための凄いことだったと思えてきた。
でも今は、この凄いことと関係してきた行動や経験を何ひとつ、誰とも共感していない自分のことが許せないでいた。
誰だっていい、世界と関係に乾いているオレに潤いを与えてほしかった。
旅を始めて約1ヶ月、オレは意味のないことを無尽蔵に受け入れ、無意味なことの限界に挑むように流されながら、砂漠の中にあるであろう虚無の渇きを求めて世界の果てを望むような人間ではなくなっていた。
オレは独りでいることの無力に苛立っているのを感じていた。

10/10

イスタンブールにて 中編9




オレは巨大モスク神殿に忍び込んだネコのつもりで歩いていた。

この歴史あるモスクですら、もうすでにありとあらゆる研究が行われていて、新しい発見が困難なところまで来ているからこうして博物館のような体でオレのような無宗教な旅行者も招き入れることが出来ているのだろう。
ネコだから関係ないけど・・・
そこを訪れたオレが何者で、何を知っていようが、いまいがここにいる人たちにとっても関係はないのだ。
何も知らない・・・だからそんなことじゃダメだよとは、さすがのトルコ人もそこまでのお節介を焼いてはくれない。
なぜならオレや観光客はネコだから。
何もかもが知り尽くされたものばかりに囲まれている現実の圧倒的存在についてを眺めることしかできないネコでいいと思った。
場所を変えても、真新しいものを見ても、結局自分の顎と解釈の強度がなければどこに行っても同じなのだな・・・とネコのふりをしたオレは自分の無力について呆れられるところまで呆れていた。
 何もかもと無関係であることと、自分の存在の無意味さ加減をこんなにも密接に感じても、オレはそれでいい、と思った。
死にたくなるほどの孤独とか絶望の波がすぐそこにあった気もするけどそれでいいと思った。
そうなるとこれまでの旅の道のりに意味があったのかと問われればやっぱり意味はないし、楽しいか、楽しくないかで言えば決して楽しくもない。
オレはそう答えてしまうだろう。

9/10

イスタンブールにて 中編8




たぶんネコは未来のことを考えたりはしていない。
お腹が空けば適当に何か食べるし、眠たくなったら寝るし、ケンかを売られたら闘うのだ。将来のこと、老後のこと、貯蓄のことなども考えることがないことから自分に才能がないことに頭を悩ませたりすることもないのだろう。
だから、そういうネコに「それじゃあ、ダメになるよ」と言ったところで無駄なのだ。ネコは今さえ良ければそれでいいのだから、最近の若者の代表的な1人であるに過ぎないオレは急速に自分とネコをダブらせていた。
すると、ちょっとした優越感でネコを傍観していたはずなのに、ネコと自分との間にどれだけの違いがあるのかを考えると無性に居心地が悪くなってきていた。
明らかにネコは今もこれからも患う気はないし、ネコらは無自覚にしろ、自覚的にしろ自分が生き延びることを確信しながら生きているように見える。
なぜだ?
思い返してみれば日本の家ネコには誰も逆らうことができない。
鳴けばなでるし、鳴けば餌上げるし、鳴けばドアもあける・・・
まるで赤子のようにネコには自在に人間を操る力がある。
だからネコは恐れない。
何も知らなくても恐れない。
ネコに優越感などとんでもないのかもしれない・・・

8/10

イスタンブールにて 中編7




たぶんエジプトのピラミッドを直で眺めたところで同じことを思うのだろう。
デカイ、スゴイ、テレビといっしょ。それで終わりだ。
感慨があるとすれば、逃げて、疲れて、追い詰められて、星を見上げていたことがあった。
そのとき想い描いていた古代の光景はなぜかいつもピラミッドが横たわっている砂漠の夜空だった。
ナイルのほとりにはまだ緑が豊かに繁っていて、石造りの王宮から星の謎を想う。
そこが実際にはどんな場所なのか。自分のイメージしていたものとどんな風に違っているのか、ちょっとした弾みで自分の目で見てみたい気持ちに拍車がかかってここまで来ていることをオレは思い返していた。
つまり個人的すぎるのだ。
知識がないわけでもないが今はできるだけ忘れていたいのだ。
多くのことを忘れて、ただ目的を持たない旅に浸っていたのだ。
もともとそういう動機、その類の原動力で動き始めたはずなのに、ほんの数週間を経ただけでオレはいつの間にか、この旅に意味などというものを持ち出そうとは・・・旅も黄昏なので呆れついでにトコトン呆れてみようと思った。
 オレはただ遠くへ行ってみたかっただけの独りの男であることに満たされなくなっているのを感じていた。
 あまりに自分と関係なさ過ぎることに関わりすぎるのにも問題があるものなのだなと思う。意味のないものに囲まれることによって、逆に意味づけをし始めるというパラドックスにオレは自分がそこら辺にいるネコたちとさして変わらないでいることを望んでいるのかもしれないことを思っていた。

7/10

イスタンブールにて 中編6




サバサンドは最高だった。
食べられてよかった。
 
それから昨夜からずっと目立っている美しい巨大なドームを持つモスクに入ることにした。
近くで見ると石の大きさにも圧倒されて、遠くで見るより重厚に作られているのがわかる。石材の綻びが歴史の深さを物語っている。
入り口を潜れば、床が大理石のフロアとステンドガラスを貫く外の光が漏れ出る吹き抜けが天高く広がっている。
まるで中世にタイムスリップしたかのような古めかしさが優美で、高低にいくつもの煌びやかなリングシャンデリアが広大な空間の神秘性に明かりを灯し、現実の喧騒を隔てる時空を超えたものにしている。
外観はモスクのようにも見えるのだが、内部の天井には至るところにキリストと思われる聖人の絵が描かれている。
ただそれ以外は何もない。
十字架もなければ、礼拝堂もない。
イスラム教が偶像崇拝を認めていないその点はモスクにふさわしいのだけど、キリストがいるのはいいわけ?これはどういうことなのだろう・・・とは思うものの、ありとあらゆる宗教に属していないオレは何も知らないし、わからない。
なのにこういう所を訪れる意味は果たしてあるのだろうかと今更思った。
はっきり言って無いのだろう。
イスラム教徒や神学者、歴史学者からしたら神聖なる場所なのかもしれないが、この街の宗教にも歴史にも精通していないオレには何の感慨も湧いてこないのだから、オレとは無関係であると言って差支えのない遺産なのだと思う。
つまりに互いにとって価値のない関係なのである。

顎が弱すぎて、噛み砕けないものの方が多いのだ。

6/10

明日から全日本ジュニア引率に行ってきます( ̄▽ ̄)

みなさん、こんにちは。

何とか更新に間に合わせるー( ̄▽ ̄)
そして今日の報告は明日からは臨時営業日です、のお知らせです。
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エンジョイフリーコートウィーク2018

明日からは横浜で開催される今年度の全日本ジュニアの引率に出かけてきます。
今年はまゆき、そうがにゆうき、いくや、ゆうたという小中学生が加わり5人での遠征です。
去年、一昨年とずっとまゆきとそうがの2人での固定メンバーだったのが一気に3人増えた♪
旭川は地方の中でもかなり遠く、
理解を得るのはとても難しいとされてきたけど、
こうしてコンスタントにスカッシュへのチャレンジを継続的に行えていることが、
今の私の事業の大きなモチベーションにとても大きく関係している。
みんなまだまだ発展途上ではあるけど、
確かな成長を知ることはもうわかっているのでその光景がいかなるものなのか、
この目で確かめる瞬間が今から楽しみで仕方がない\(◎o◎)/!
ジュニアスカッシュに携わっていると春が来るとはこういうことなのだというのが、
とてもとても感慨深くて嬉しい気持ちにさせてもらえる。

今年は札幌のしんぺーと横浜のみおんちゃんがU19でジュニアを卒業する。
彼らもまた私にとって特別な存在だった(T_T)

あれからもう6年がたったのか・・・
来年はイッサが卒業するし、
その次はまゆきが卒業していくことになるのかと思うと少し切なくもなります。
けど、最後までスカッシュに関わってくれた子どもたちにはもれなく私からの授けものを提供しようとうってつけの証を見つけました♪
そんな遠征報告は旭川に帰ってきた29日から連載形式でアップしていきます✨
4月からは再び生きた文章を平日毎日更新を予定しているのでお楽しみに!!

始まりであり、終わりでもあるこの季節特有の風と匂いを感じてきたいと思います( ̄▽ ̄)
今年も子どもたちと遠征に行ける幸運を噛みしめられて私はとても幸せだ♪
とりあえず明日は私の試合が控えているので支度をして寝ようと思います。
待ってろ、春日ぁ!!

それではまた来週木曜日に〆

イスタンブールにて 中編5




歩いている内に潮の匂いに混じって、魚を焼くやたらと揺れている船があった。きっとサバサンドのためのサバを焼いているのだ。その匂いに誘われて、船の近くに足を運ぶとどうやらもう営業を始めているようだった。
桟橋にはたくさんの観光客らしき外国人で賑わっている。
サバサンド屋の景気は大変良さそうだった。
次から次へと売れていくので、店のトルコ人のおじさんはサバを捌いては頭を海に捨てていた。それにあやかるカモメの群れが無数に集まっている。こんな朝がもう何十年も昔から続いているのだろう。
ここのカモメは日本の鳩のように人を恐れていない。
そんな様子を眺めていると店のおじさんが「こんにちは~、いいお天気ですね。」と話しかけてくれた。
サバの切り身を味見させてくれた。
忙しいのにありがとう、という気持ちで食べた脂の乗ったサバの身がおいしかった。フランスパンにレタスとニンジンとたまねぎにサバの身を挟んだサバサンドは5トルコリラ、だいたい400円。
サバを丸ごとパンにはさんで食べることに特に抵抗もなく齧り付く。
塩とレモンの風味がサバを引き立て、パンの食感はサバの風味と絶妙にコラボレートしていた。
とてもおいしかった。
それがおいしそうなのをいつかのテレビで観たことがあって、何気なく憧れていたのだ。オレにとって、トルコといえばボスポラス海峡のサバサンドだった。

5/10

笠井トレーナーが来てくれました( ̄▽ ̄)

みなさん、こんにちは。

昨日の3月21日は春分の日でしたね。
日本の祝日法はよく変わるので一体いつが何のための休日なのかがわからなくなる。
長く生きていればいるほど何だったケ?となってしまうと思うのは私だけでしょうか?
昨今の休日は無理やり連休を作る風習みたいなのがあって、
祝日といえば月曜日のイメージが強かったのですが、
今年の春分の日はなぜか水曜日という一昔前の頑なに日付にこだわった祝日の気配がしたのですが、どうやら春分の日と秋分の日はちゃんと太陽の動きに合わせた天体観測に基づいて予めもう何年も先まで定められているようです\(◎o◎)/!
ちなみに来年は木曜日となっています( ̄▽ ̄)
てことは、この日にアッシュゲームですね✨ ※なぜなら来年も野球部の練習日だから
春分の日は昼と夜の時間がだいたい半々になる日のこと。
いつの間にか、そしてドンドンと陽が長くなっていくんですよね♪
楽しみな季節の到来が今ここにある✨といった感じです( ̄▽ ̄)

さて、昨日のイベントは笠井選手が来てくれました。

そして今回の笠井選手はトレーナーとしての立場で来てもらいました♪
北海道のトップ選手として、いつもはスカッシュで遊んでもらい、教えてもらうことがメインだったのですが、この日はスカッシュの競技特性に合わせたトレーニングとは何かに着眼したレクチャーと練習メニューの紹介をしてもらいました✨
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私の中で笠井トレーナー誕生の瞬間でした♪
とても和やかにわかりやすくトレーニングとは何かの講義は進められ、
受講する子どもたちはとても熱心に耳を傾け、メモを取っていた\(◎o◎)/!
学校で毎日授業は受けてはいても、
トレーニングのお勉強はたぶんみんな初体験だったと思う。
ただ与えられたメニューをこなすのではなく、
子どもたち自身が理解して目的に向かって進んでいく。
その意義を笠井トレーナーは明確に伝えてくれて大変有意義な講義だったと思う。

それから、それから、スカッシュのためのトレーニングの紹介もしてくれました✨

スカッシュの競技特性のことはわかっているようで知られていない。
競技特性に合わせたトレーニングとはこういうことか!!
と笠井選手の強さの秘密であり、彼のこれからなのだなと思わせてくれた。
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彼は今年になって全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)の資格を獲得して、今後フリーのトレーナーとしての成功を目指そうとしている。
昨今パーソナルトレーナーは各スポーツクラブでとても高い需要を生み出している。
生き延びることが当たり前となって久しい時代の関心は、
いかにしてより良く生きるか、
そのキーになっているのが自分自身の健康であり、
自分自身の充実とは何かに基づいた時間の共有であることに世間も気づき始めている。
札幌学生だった頃から知る彼には少なからず愛着がある( ̄▽ ̄)
割と不器用だった彼が今こうして自分で見つけた好きなことで生きようとする意志とその道を私はこれからも応援していきたいと思っている。
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キミはとても尊い道を選んでいる♪
我々はこれからも成長できる。
強くなれるチャレンジができることのメッセージをもらえたことが一番でした(>_<)
子どもたちもきっとそう思っている。
とても立派な仕事だと思います。
来てくれてありがとう✨
ぜひまたアッシュに来てください。
また、試合会場等でもよろしくお願いします。
※結局、私医大の子たちと打ち合わせがあって笠井選手と打てずー\(◎o◎)/!

さてさて、明日を最後に臨時営業日に突入するのでみなさん、よろしくお願いします。
子どもたちの明日がどうなるのか、
そんなことを考えながらの投稿を明日もする予定なので、
また明日ですね!
それではまた〆

イスタンブールにて 中編4




エジプトに飛ぶのは明日なので、今日は1日イスタンブールの街の観光を楽しむことにしていた。
それにしても、夜が明けて見渡すイスタンブールの街は驚くほどクラシックで、まるでチョコレートパウダーを散りばめたショートケーキのように古めかしくて美しかった。
陽が昇り、街は目覚めようとしているけれど、行き交う人々のリズムがまだまだのんびりとしている。
祈りを終えた人たちなのだろう。
スカーフをフードにしているイスラムの女性がワラワラとそこら中を歩いている。ネコもそこら中にいる。春の日向ぼっこを各々満喫している。どの子も品のある色模様をしていて、日本のノラとは毛色が違うから進化の過程とは根が深いものだと思う。
海の桟橋や埠頭には朝早くから釣り糸をたらしているおじさんたちがチラホラいる。バケツを覘くと満遍なく数匹のピチピチの獲物を吊り上げているボスポラス海峡の恵みに驚いた。
海峡にはいくつもの船がいろんな方向を向いて浮かんでいる。
近くに巨大な豪華客船が2隻も停泊している。
それにフェリーや高速船から漁船のような船までいろいろ無作為に岸に停泊し、海峡を往来している。
男性も女性も、おばさんも子供も、ラフな格好な人からビジネススーツの人もみんな気軽にフェリーに乗り込んでいく。
遠くに大きな橋がかかっているのが見える。
どうやら自動車でも海峡を越えることができるようだ。
ボスポラス海峡の潮の流れが思った以上に早い。
それでも仰々しい堤防のようなものはなく、東京にも海はあるけど、この街はずいぶんと海と人との距離が近い気がした。
一体どれだけの人がこの街で暮らしているのかオレには知る由もないけど、東京沿岸の海よりも遥かにきれいな海の青が街全体を彩っているかのような雰囲気はそこに住む人間の思考にも少なからぬ影響があるのでは・・・というようなことを考えながら海の見える道を歩いていた。

4/10